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 地下1階の地図が完成したので元老院に向かったマチカゼたち。
 広間に通されるとこないだのばあさんがいた。
「報告は既に受けているよ。あんたたちを迷宮に挑むだけの力を持った冒険者と認めよう」ばあさんは満足そうに言う。「探索に必要なものを販売するように連絡しておくよ」
 ちょっと待ってくれ、その言い方だとこのばあさんに逆らうと探索に必要なものが買えなくなってしまうみたいである。
 世の中、お金。
 資本主義社会恐るべし。
 結局、最後には金を持つものが勝つ、ゲームでも最大の敵は貧しさなのか、悲しいことです。
「港にも連絡しておくよ。あんたたちに小船を譲るようにね」
 なんですとー。
 マチカゼはポーカーフェイスで思考する。
 うまい話には罠がある。
 きっと処分するに処分できないいわくつきの船だろう。
 持ち主が生活のために漁業をやめたとか。
 ばあさんはポケットから金貨を取り出すとシルヴィアに差し出した。
 シルヴィアはばあさんの行動の真意が分からずに首を捻る。
「この金貨はなんなのですか?」
「ミッションの報酬さ。袋はなしだよ、エコだから」
「いえ、ダイレクトで渡されても……。できれば袋をもらえませんか」
「1枚5円だよ」
 かねとんの。マチカゼは目を見開く。
「エコの対極アル」キムさんも思わず言葉を漏らしてしまう。
 報酬は500円という大金だった。
 この世界にマックがあるかどうかは知らないが、セットを頼むと報酬が全部吹っ飛んでしまうほどの大金である。
 マチカゼたちは宿に戻る前に酒場に寄った。
 酒場の主人は豊満な乳を持つ美女だった。
 けだるげに彼女は挨拶してきた。
「こちらこそよろしく頼む」とシルヴィアが返事をする。
「これはクエストを受けるためにも毎日通う必要があるさー」マチカゼは視線を女性の顔の若干下に移した。
「その通りだ」同じく視線をずらしてハルイロが頷く。
「あんたたち真面目にするアル」
 キムさんの冴え渡る手刀が男二人の脳天に振り下ろされた。
「真面目にいいものはいいさー」
 頭をさすりながらマチカゼが言い、
「ああ、真面目にいいな」とハルイロが頷く。
「お前らこんなところでもめるな」とシルヴィアが間に割って入った。「落ち着けキム。マチカゼの言う毎日来るっていうのも案外的外れじゃないんだ。ここではクエスト以外にも迷宮の情報も手に入るしな」
 シルヴィアの言葉に渋々従いキムさんが怒りの矛先を収める。
 その間、オメガは近くのテーブルの席につきポテトフライを食べていた。
 
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05/05|世界樹の迷宮3コメント(1)トラックバック(0)TOP↑
この記事にコメント
おや、こんなところにライバル小説を発見!負けられないぞ!
From: ハタハタぶりっこ * 2010/05/05 22:55 * URL * [Edit] *  top↑
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