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 マチカゼは酒場で手に入れたおっさんの言葉を思い出す。
「カバに気をつけろ。あいつは川とか無視して追いかけてくる」
 具体的に何をすればいいのか全く持って分からないが、アンチカバ的な行動を選択すればいいのだろうか。
 川に沿って歩いていると右手に広いフロアのような場所があった。
 どうやらこのフロアはモンスターのテリトリーらしい。
 赤いカバを発見。
 どうやら奴はこちらの存在に気付いたようだ。
 見るからにヤバそうな相手なのでここでは逃亡を選択。
 無謀な戦いを避けるのも冒険者の技術の一つなのである。
 しかし、その無謀な戦いが発生する可能性のある状況になる前に気付くべきではないのか。
 お前らいったい何してたんだ。
 ひたすらカバから逃げるマチカゼたち。
 そのマチカゼが扉を開けようと手を伸ばしたとき、不意に人影が扉の前に立ち塞がる。
 人影はシノビの少年だった。
「おい、お前ら。この先にいるカバが振り切れそうにないんで、先導を頼んでもいいか?」
 要するに囮である。
 パーティー内にどよめきが走る。
「わざわざ危険な役をする必要なんてないアル」
 ないアルって、あるのかないのかどっちですか。
「ただ働きはいやかも」オメガが口を尖らせる。
「そういうわけにもいかないだろう。先に進むにはここはいつかは通らなければならない道だ。アガタを見つけるためにもな」
「カナエちゃんの笑顔のためにもー」
「やるしかないさー」
 マチカゼとハルイロがパンと手を鳴らした。
 ノリノリの二人をジト目で見ながら、
「あんたたち、明らかに動機が不純アル」とキムさんが言う。
「お、話がまとまったか?」
 マチカゼは首肯。
 そして扉を開けた。
 左奥にカバがいるので、右手から壁に沿って大きく迂回し、柱を使ってカバをうまくかわしダッシュで部屋から出る。
「よし、なんとかうまくいったな」シルヴィアが安堵のため息を漏らす。
「助かったよ! オレの目に狂いはなかった」と少年が言った。
 狂いがあったら死んでいる、みたいな言い方である。
 途中二回カバに潰されかけたし。
「オレはアガタってんだ」と少年は言った。
 
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05/18|世界樹の迷宮3コメント(1)トラックバック(0)TOP↑
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また、更新してる……こうなったら、奥の手だ!イラスト書いてもらって、載っけよう!
From: ハタハタ * 2010/05/18 00:25 * URL * [Edit] *  top↑
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