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 自分は人ではないのだ、と言ったオランピアは明らかに人でない金属質の身体を見せ付けた。
 その身体は、
 その身体は、
 どこぞのヒューマノイドインターフェースとは違っていた。
 むしろ、ゾイド的だった。
 落胆するマチカゼ。
 と、ハルイロはマチカゼの肩に手を置くと、
「オレはロボっ娘も恋愛の対象だから」と言った。
「…………」
 周囲の空気が凍りつく。
 オランピアだけがいつも通りの平静な声で話を続ける。
「あなた達には、この深都のこと、この深都に関わる全てを他言しないで欲しい。それが……、人類のためでもある。tookieよ、我が主人の頼みを聞いてくれるか?」
「ああ」マチカゼはしばらく考えてからそう言った。
「……有難う。では……」
 少女は小さく、だがいつもより感情を込めた声でそう呟く。
「ついて来て。あなた達が海都へ帰る方法を教える」
 海王を倒したマチカゼ達は一端海都に戻り休息を取ることにした。
 宿屋の自室のベッドに寝転がってぼんやりと天井を眺めているマチカゼと、窓辺のテーブルに着き銃のシリンダーを掃除しているハルイロ。
 マチカゼは彼のこういう意外にまめなところが嫌いではない。
「なあ、マチカゼ。深都のことどうするんだ?」ふうっと息を吹きかけ埃がないことを確認してからハルイロは銃をしまった。
「シルヴィアがどう言うかは知んねえけど俺っちはばあさんに言うつもりさ」
「約束を破っても、か」
「相手の大事な家族や仲間を殺しといて、自分たちのことは秘密にしてください、そんな都合のいい要求通らす気はねえさ」
「人類のためでもか」
「俺っちにはあいつらのためって風に聞こえたさ」
 しばらく目を閉じていたハルイロは、
「そうだな」と呟いた。
  
 
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  追記にて、
 ハタハタさんにコメント返信があります。


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06/23|世界樹の迷宮3コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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