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 天極殿を出たところでマチカゼはシルヴィアに胸ぐらを掴まれ近くの壁に叩きつけられた。
「お前、正気か。なんだって深王にあんな挑戦的な態度を取るんだ」
 マチカゼはシルヴィアの目を見つめる。
「あいつは信用できねえさ。だって、あいつは冒険者を罠にハメて殺すようなやつさ。あいつらが古代魚の巣の噂を広めなかったら……、カナエだって、カナエだって死なずにすんださ。記憶なんて戻らなくてもいい、ただ生きてさえいてくれればそれで十分だったさ。少なくともカナエの父親はそう思っていたはずさ」
「……お前」シルヴィアは掴んでいた手を離す。「お前」
「俺っちには深都だとか海都だとか人類だとか、そんなもんはどうでもいいさ。俺っちはただ、……ただ仲間の誰にも死んで欲しくないだけさ」
 シルヴィアはしばらく考えるように両目を閉じた。
「そうか……、それはすまなかったな」
「オレも全世界の美少女を誰一人として死なせたくねえぜっ!」
「空気を読むアル」無駄にハイテンションのハルイロにキムさんがツッコミを入れる。
 フカビトに会うためさらに迷宮の深部を目指すマチカゼ達。
 地下9階を歩いていたとき、オランピアが仕方なくといった風情で立っていることに気付いた。
「深王の命に。あなた達にこの迷宮について説明する」
 相変わらず抑揚のない声で、少女は言葉を紡ぎ続ける。
「ここは深都の奥。更なる地下に広がる空洞だ。昔から存在し、洞窟の先は深海へと繋がっている」
 オランピアはそう告げた後、振り返った。
「ここでは魔物や海底火山の熱が行く手を阻むだろう。危険な道程だが、あなた達は常に危険と共にあったはず。今さら恐れることもないはず。地下10階まで辿り着いた後でまた私が声をかける」そう言うとオランピアはその場を去った。
 第三階層はオランピアの言う通り、サウナのような暑さだった。
 通路の両脇にはぼこぼこ、と溶岩が湧いている。
 溶岩を避けながら比較的通り易そうなルートを歩いていたマチカゼ達だったが、そのルートの先には待ち構えていたかのように一つ目ミミズの化け物がいた。
 ミミズは身体をくねらせ足下の泥を飛ばしてくる。
 飛んでくる泥はミミズの体液が混ざっているのか、高い粘性を帯びており、マチカゼ達の手足に絡みつき身体の自由を縛る。
「ハルイロ!」
 シルヴィアの合図で二人はミミズを牽制する。
 その隙にマチカゼは足に絡んだ泥を落とし、ミミズに近接し剣を思いっきり横に薙ぎその身体を両断した。

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 追記にて、
 ハタハタさんにコメント返信があります。

 

>ハタハタさん
 コメントありがとうございます。
 僕は主にアニメを見ます。
 最近は「とある科学の超電磁砲」を見ました。
 僕の住んでいる辺境の地では深夜アニメとかやっていないので、DVDで初めて見るものも結構あります。
 
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07/04|世界樹の迷宮3コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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