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 地下10階に下りて来たマチカゼ達はこのフロアの中心にいるであろうフカビトを目指す。
 それらしい大広間の灼熱の床を越えて中心部にある岩の小部屋に入った。
 マチカゼ達の前にオランピアが現れる。
「無事到着したか。ここは断罪の間。フカビトを、深王様の敵を捕らえ隔離してある場所だ」オランピアは背後の扉を指差し言葉を続ける。
 周囲の熱も彼女は全く苦にしていないようだ。
「この特殊な扉の向こうが、断罪の間、フカビトがいるところだ。十分に注意して進むがいい」
 そう告げるとオランピアは鍵を使って正面の扉を開く。
 扉を開き足を踏み入れた小部屋の奥にマチカゼ達をの姿をじっと見つめている小さな人を発見する。
 それは人に似て……、それでいて明らかに人ではない形状を持った不思議な生物だった。
 見た感じどことなく幼い子供のようにも見えるその姿だが、その紅い瞳は不気味に光りマチカゼ達を見つめる。
「……久方ぶりの食事か」それはそう言った。
 脊柱に液体窒素を流されたような悪寒を感じたマチカゼは思わず後ずさり、剣を抜刀する。
 辺りを見回すと、ハルイロもホルスターに手をかけ、シルヴィアは戦慄を感じたのか表情が凍っている。
 フカビトの声はどこかしゃがれた感じのする不明瞭な声だが、その言葉と共に強烈な殺意がマチカゼ達を襲う。
 否。
 そうではない。
 フカビトのヒトに対する殺意はオランピアが扉を開けた瞬間から零れだしていた。
 それが今、明確な形を持ったに過ぎない。
 次の瞬間、その子供の足下から、つい先程まで存在していなかった魔物が出現し、マチカゼ達に飛びかかってきた。
  
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