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「皆様に今まで隠していたことをお話しないといけませんね」白い姫は語り始める。「今から私が海都や深都の存在理由、かつて起こった真実の歴史をお話します。その内容を聞いたうえで、改めて皆様が何を正しいと思うのか考え直してみてください。では、海都アーモロードの真実を、大異変の真相をお話しましょう。大異変の前海都には世界樹という名の守護神がありました。海都の中心部にあったその樹の正体はただの樹ではなく、意思を持ち高い知性を有した生物だったのです」
「きりかぶおばけみたいなものですね」とハルイロ。
「いや、どっちかってーとじんめんじゅさー」とマチカゼ。
 果たしてこの発言に姫様は――
「…………………」
 スルーした。
 悲しい気持ちになるハルイロとマチカゼ。
「ほら言ったろ、前の姫の方がいいって」
「全くもってその通りさ」
「話しを聞くアル」
 キムさんに脛をトゥーキックされ悶絶する二人。
「その世界樹は知識を提供する代わりに自身の敵対する生物達と戦うことを私達人間に要求してきました。その敵が魔と呼ばれる化け物とその眷属たるフカビトです。魔は世界樹の敵というだけでなく人間にとっても脅威となると知り、当時の海都の王は戦いを決意しました。それが100年前の伝説の王ザイフリートです。世界樹の告げた通り、海底で魔が暴れ危険が発生した際、それを抑えるためにザイフリートは自身を海都の一部と共に海底へ沈め戦い続ける道を選んだのです。
 ……これが大異変の真実です。しかし、この手段が正しかったのでしょうか? 私はそれに疑問を持ち今様々な手を打とうとしています」そこまで話すと海都の姫はふう、と息をはいた。「すみません、話し過ぎて少し疲れたようです。後の話はフローディアから聞いてください」
 フローディア、元老院のおばあさんは、
「やれやれ、少しばかり長い話だったね。疲れただろう?」と尋ねた。
「いえ」
 シルヴィアはそう答え、横で立ったまま寝ているオメガを肘でつついて起こした。
「姫様の言われた通りだ。あたしらはザイフリート様の行動を疑問に、いや正確には水臭く感じてるのさ。人類の危険となる敵がいるならみんなで協力して戦えばいいじゃないか。あたしも姫様もそう思っている。だから今、あの子を使って海底への道を探してるんだ。フカビトどもを倒し、そしてその親玉たる魔を倒せば海都が沈む必要もないだろう。だからあんたらもあの子に協力しておくれ。あと、深都の連中にもだ。フカビトと戦う意思があるならこっちも邪魔はしないでおくれって言っときな!」
 それが海都の真実だった。
 
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07/21|世界樹の迷宮3コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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