上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--|スポンサー広告||TOP↑
 天は二物を与えず
 
 自分のやりたいことが分からない。
 自分がやるべきことも分からない。
 同列の結果から遡る己の基盤となるもの。
 その二つを両天秤にかける。
 だが、天秤はどちらにも傾かない。
 揺れる素振りさえない。
 なぜなら、心が伽藍堂なのだから。

「あ、いたいた! わーい、ねぇねぇ! 達哉達哉!!」
 駆け寄ってきたのは白人の見目麗しい少女だった。
 どうやら達哉は相当モテるようです。
「って……アイヤー!!」
 彼女の名はリサ・シルバーマン。
 いきなりの謎の掛け声で達哉は動揺する。
 それにしても彼女の放つ何だこのプレッシャーは……。
「……リサ! どうしたんだい? そんな大きな声出して?」冴子先生が訊く。
「ソ、ソーリーア冴子先生! 大事な用事なんですよぉ! ちょっと、達哉借りていいですよね?」
 自分を慕うこの美少女は……イタい娘でした。
 アイドルがブログに手を出すのは危険ですので注意しましょう。
 あと、俺の意思は無視ですか。
 もう数メートル引きずられていた。
「しょうがないねぇ……。じゃあね、周防」
 冴子先生が職員室へと戻っていった。
 えっ! 進路の話ってこれだけなの? 将来が不安だ。
「タイヘンなんだよ、達哉!! ってアイヤー」
 リサは大きくかぶりを振り、ゴミでも見るように達哉を指さす。
「信じらんない……。なんでまだエンブレムつけてるの? 紋章の呪い、知らないワケじゃないでしょ?」
 よかったエンブレムでした。
 さて、帰ろうか、バイクにキーを差しエンジンをかける。
 それを見てリサが、
「モー! わたしがこんなに心配してるのに……」
「お前は自分の将来を心配しろ。高校という甘ったるい環境においてもこれだけキツいんだ。そんなんじゃ社会に出たとき非常に困った立場に立たされることになる」
 自分のことは棚に上げて諭す達哉。
 当事者が気付いていないだけで、客観的に見たら二人とも似たようなものです。
「って、そんなこと言ってる場合じゃなかった! 果たし状! カス校のヤツが、達哉に渡せって!」
「うむ」達哉は受取った手紙をさっそく開いてみた。
「なになに?」
 周防達哉に告ぐ。貴様の学校の女を一人あずかった。女の命がおしければ、スマル・プリズンに一人で来い。
 春日山高校番長 ミッシェル栄吉。
 どうやら告白されるようです。
 
 
拍手してくださる方、
 ありがとうございます。
 
 
スポンサーサイト

04/27|ペルソナコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
この記事にコメント
名前:
コメントタイトル:
メールアドレス:
URL:
コメント:

パスワード:
管理人だけに表示:
管理者にだけ表示を許可
この記事にトラックバック
FC2カウンター
現在の閲覧者数
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
ドラクエ風xxxがあがった!
flash boreal kiss
プロフィール

トキワ

Author:トキワ
FC2ブログへようこそ!
にほんブログ村 その他日記ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

フリーエリア


ダンジョンRPG検定

最新記事
最新コメント
仁王立ちだZE★霧雨魔理沙
【東方】博麗ちゃんの賽銭箱
十六夜咲夜の大きな懐中時計
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
インなんとか
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード
最新トラックバック
地球の名言

presented by 地球の名言
黒メイド時計
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。