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 少女の歌

 雪山にてシオを保護したヒデオ達。
 服を着たシオのお披露目会です。
「キャー! カワイイじゃないですか!」
 ドレス姿のシオを見て歓声を上げるアリサだったが、最後にぼそっと私ほどじゃないけど、と呟く。
「ホントに普通の女の子みたいよね」
 サクヤも感心した風に言う、が、でもねシオちゃん、いくら可愛くても出るとこ出てないと結果はついてこないのよ、長年の経験から真理を述べるサクヤ。
 嫉妬に狂う女性陣にヒデオは胃が痛くなる。
「ヒデオ君、女性という生き物は怖いね」サカキがヒデオの肩に手を添え首を振った。
「おっ? おっ? へへへ」
 シオが照れたようにもじもじする。
 その姿が可愛くて、
「おお! 可愛いじゃん! ねえ……ソーマ?」コウタも同義支持。
「まあ……そうだな」
「おお……、予想外のリアクション……」コウタは流れ星を見つけたかのように、おっ! みたいな顔になった。
「なんかきぶんいい……」シオは目を閉じ両手を胸の前で組み祈るように歌い始めた。「らーららーららららららららーらーらーららららら」
 歌う不健康的な白い肌の天然美少女。
 一同が刮目する。
「これ、しってるか? うたっていうんだよ」
「ほぅ」とソーマ。
「すごい」とアリサ。
「すごいじゃないシオ」とサクヤ。
 歌は世界を救う。
 雲間から覗く太陽のようなシオの温かな光がさっきまでの冷戦みたいな空気を霧散させた。
「なんだ? これ、えらいか?」
 ヒデオは頷いた。
「へへへ、そっか。えらかったか。なんかきぶんいいな!」
「それにしても、歌なんてどこで覚えたの?」サクヤがシオに訊いた。
「んー? ソーマといっしょにきいたんだよ!」
「なぬ! おのれソーマ一人だけ抜け駆けしやがって。俺だけなのか? モテないのは俺だけなのか?」コウタはとっさに一歩後退する。
「あらー。あらあらあら」
「へぇー。そうなんですかー」
 盛り上がる女性陣、その傍らで黄昏るヒデオとサカキ。
「そういう日もありましたよね」
「そういう日もあったね」
 当のソーマは、
「し、知らん……」と顔をそむけた。
「なんだよー。いつの間に仲良くなっちゃってんのー。だったらだったで俺にも女の子紹介してくれよ、もうアラガミでもいいから」
「ちっ……やっぱり一人が一番だぜ……」

 
 
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