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 僕が望んだもの……それは変化だった……。
 しかし、人間内面などそう簡単に変えられるわけもない。
 それならば、せめて見た目だけでも変わろう、五感で自身の変化を認識することによって自身のイメージを拡大しよう。
 そういうわけで、美容室に行ってきた。
 今回は数年ぶりに髪も染めてみた。
 僕はぱっと見地縛霊みたいな感じなので、髪を明るく染めることで少しでもアクティブに見えるようになろうという公算である。
 わざわざヘアカラーを美容室ですることにしたのは、ヘアカラーは自分でするとハゲる、という情報をネットで入手したからであった。
 しかし、僕の財布は過疎化が進んでおり、普通の料金でヘアカラーをすると廃村になってしまうため、雑誌のクーポン券が使える美容室に行く必要があった。
 初めて行く美容室というのは僕にとっては、棒を使わず棒高跳びをするくらい敷居が高い。
 だが、この世は金。
 僕はいつも行く美容室ではなく雑誌に出ていたその店に行かねばならなかった。
 予約の時間の五分前に来店すると中に通された。
「そちらにおかけしてお待ちください」と言われたので本のラックをぶっしょくするが、僕の欠けた心を満たしてくれそうなものは何一つなかった。
 美容室に来ておいてこう言うのも何だが、管理人はお洒落には全然興味がない。
 ザ・スニーカーとか電撃文庫マガジンとか置いてある美容室はないのだろうか。
 仕方がないのでラーメンの雑誌を読むことにした。
 全ての希望が成就するとは限らないのがリアルなのである。
 髪色相談してから散髪が開始された。
「今日はお休みですか?」
 男性美容師さんの先制攻撃に、
「(個人的には)お休みです」僕はそれを受け流す。
「ラーメン、好きなんですか?」
 ラーメン雑誌を手にしている男に対し当然の前振りをしてくる美容師さん。
「好きなのです」
「スープは何派ですか?」
「とんこつ醤油味です。でも、家で作るのも美味しいですよ。僕は具の野菜炒めが濃い味付けなのが好きなので」
 先手を打ってラーメン通ならどこの店のが美味しいか、という質問を潰す僕。
 管理人は外食は殆どミスドなのである。
 一見のほほんとした会話のように見えるが、終始精神的には南空ナオミの本名を訊き出すため躍起になってるライトみたいな感じだった。
 散髪も無事終わり次はブリーチすることになったのだが、なんとブリーチが二人体制だったことに驚愕。
 途中、ブリーチ液が服の袖に飛んだりしたが気付いてもらえなかった。
 液体がしみる。
 なぜか目もしみる。
 ラップを巻かれ放置されること数十分、濡れていても明らかに分かるくらいの金髪になっていくことに一人動揺する。
「こんな話聞いてないよ」
 というかむしろ、訊かれてないのだが。
 のちに美容師さんは語る。
 なんでも、色によっては先にブリーチで強めに脱色しなければ、上手く色が入らないそうである。
 斬魄刀の開放には二段階あるみたいな感じですね。
 ブリーチを洗い流し、最終工程のヘアカラーが始まる。
 これも二人体制だった。
 しかもこのヘアカラー、かなり痛い。
 しかし、我慢はできるレベルなので耐えた、ひたすら耐えた。
 昭和生まれは我慢の子なのである。
 そして、苦痛と痛苦の時間が終わった。
 シャンプーをして鏡の前に立つ。
 違う、何かが違う。
 染められた髪が僕の当初抱いていたイメージとだいぶ違った。
 だが、ここまできて違います、とか言えるはずもない。
 金銭的にも頭皮的にも既に限界である。
 僕には頷くしかなかった。
 思い切って髪色を変えようと思っていたのだが、思いっ切り髪色が変わる結果になった。
 僕の髪がどのような感じになったのかと一言で言うと、失敗した浅倉大介さんみたいな感じである。
 果ては美容師さんに、
「個性的ですね」
 と、フォローを入れられるくらい僕の姿は傍から見ると浮いているようだった。
 思わずカミュの『異邦人』のお葬式連休事件がフラッシュバックする。
 いい加減僕も小説のどうでもいいシーンの連想をする癖を直さなければならない。
 管理人は北の大陸に住んでいるので、北の大陸こと北陸(主に石川県)で白みがかったブラウンの髪をした、異様にテンションの低い男がいたら、それが僕なので気安く、
「失敗した浅倉大介さんですよね?」と話しかけてもらいたい。

 

 拍手してくださった方、
 ありがとうございます。
 追記にて、
 神澤さん、ニケさんにコメント返信があります。
>神澤さん
 コメントありがとうございます。
 人見知りを直すためにもついに僕も何かを始めるときが来たのかもしれない。
 その何かが具体的に何を差すのかが未だ不透明な僕ですが、今のところEEをやっていこうかと思っています。
 電車通学という言葉に僕は郷愁を感じました。
 雪の日のむっとした生温かい満員電車の空気によく気持ち悪くなったものでした。
 あれは今から何年前のことだったのだろう。
 思い出せない自分の壊滅的な記憶力に一人驚く。
 ”学校に行きたいから、しょうがなく乗る”という言葉に感銘を受ける僕、これは普通の反応ですよね。


>ニケさん
 コメントありがとうございます。
 しゅわしゅわこそ入浴剤の真骨頂。
 僕は成分的にきき湯を選んでいますが、純粋なしゅわしゅわ力だけならバブが最強でしょう。
 小さいせっけんくらいの大きさの薬剤なのでしゅわしゅわの持続力が違います(完全に溶けてから入るよう注意書きには書かれています)。
 僕のしゅわしゅわに対する憧憬は小学校低学年から変わっていません。
 僕は人としてどうなんだろう。
 
 
 
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06/07|日記コメント(1)トラックバック(0)TOP↑
この記事にコメント
髪を染めるとか・・・DQNww?

僕も大学生になったら髪染めようかな・・・

僕だったらポケモンのコジロウに憧れてるんであおですかねーww

wwうそですw
From: Lite * 2011/06/07 21:22 * URL * [Edit] *  top↑
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