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 迷宮の三階を探索していたtookie一行は、ギルド・ベオウルフのフロースガルという青年に出会った。

 歯医者に貼ってあるポスターのモデルの人みたいに青年の微笑から覗く白い歯が眩しい。

「ふふふ、新しい冒険者が公国を訪れたという噂は聞いている、ふふふ、ふふふふ」青年は嫌味のない笑顔で言う。「ふふ、ふふふ、探索を始めたばかりの初心者の君たちに一ついいことを教えてあげようと、ふふふ、思ってね。ふふ、待ってたんだ、ふふふ」

 この青年、いくらなんでも笑い過ぎである。笑い茸でも食べたのだろうか。

「この樹海には磁軸の柱という一方通行の転移送陣のようなものがあるんだ。街からは自由に磁軸の柱のあるところまですぐに行けるよ、ふふふ」青年は磁軸の柱の方を指さした。「上手く活用して探索を効率的に進めてくれ、ふふふふふ」

 フロースガルは言いたいことを言ってしまうと立ち去っていった。

「ああいう違う意味でヤバいのは苦手っすよ」イータはため息をつく。

「彼はかなりの手練のようですし、戦わずに済むのならそうしたいところです」とガンこは真剣な顔で言った。

 それを見てユウツキは、

「それでも俺達は戦うことしかできない愚かな人間だよ」と寂しそうに呟いた。

 刈り尽す者という生活指導の体育教師(無意味に竹刀携帯)と遭遇するユウツキたち。

 学生時代のトラウマが蘇ったユウツキは一目散にダッシュで逃げ出す。

「坊主はイヤーっ!」パニックになりながら喉の許す限りに叫ぶユウツキ。

「落ち着いてください。普通にモンスターです」

 クリスティは涙目になりながら、

「チョコレートはおかずですから勘弁してくださいー」と言い逃げ出す。

「落ち着くっす。普通にカマキリっす」

 ガンこは胸を張り咳払い一つ、

「大体、普段から自分の生活態度に気を配っていれば何の問題も無いではないですか」と冷静に言う。

「落ち着き過ぎです。普通に敵です。明らかに強敵オーラ出してます。ベオウルフのときと反応違い過ぎです」

「ヤバいですよ。あいつ絶対強い。逃げましょう」とジミーが言ったが、

 イータはあさっての方を向いたまま、

「普通に普通っすね」と冷たく言い放ち、ガンこをつれて逃げ出した。

 一人取り残されたジミーは囮という名誉ある勤めを果たすこととなった。

 樹海のはしっこの方で体育座りで、

「坊主はイヤ、坊主はイヤ、坊主はイヤ……」

 とアスカのように繰り返していたユウツキを回収したガンこたちは再びフロースガルと出会った。

 彼は扉の前に立ちはだかり、一度公宮に行って話を聞いてきて欲しい、と言った。

 自分たちが公宮に行ったかどうかを確かめるすべを彼は持たないはずなので、間隔を空けて何度か彼の元を訪れてみたが彼は通してはくれなかった。

 何故だろう。

 そこでふと、気付く。彼が犬を連れていることに。

 きっと彼は老人のお線香の匂いで判断しているのだ。大臣年寄りだったし。

 残念ながら線香は持っていなかったので仕方なく街に戻ることになった。

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